19-20UCLラウンド16予想 チェルシーvsバイエルン編(1st)

2020年3月13日

今回は趣向を変えて、UEFAチャンピオンズリーグ・ラウンド16の予想記事を(願望丸出しの妄想で)書いてみました。取り上げるのは、日本時間2月26日(水)早朝に1stレグがキックオフとなるチェルシーバイエルンです。


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両チームの比較

予想スタメン

両チームの現状や戦力の簡易比較

比較ポイント チェルシー バイエルン
各国リーグでの調子 まずまず まずまず
戦力的な優位点 中盤がなかなか高クオリティで、若手に勢いアリ ノイアーとレヴァンドフスキというワールドクラス2名の存在感が際立つ
戦力的な不安点 守備陣が不安定で、ゴールキーパーのケパに至ってはスランプ状態(カバジェロがスタメン?)

ズーレとハビ・マルティネスが故障中で、センターバックの頭数が足りない。リュカとコマンも故障明け

チャンピオンズリーグ経験 若手が主体で経験値は低い 12-13シーズンのUCL優勝経験者が数名残っている

チェルシーは昨夏の移籍禁止措置が怪我の功名となって、「若手主体のチーム作りをランパードにやらせたら若手が覚醒した」というのが今シーズンです。予想外に検討して4位を走っています。メイソン・マウントやタミー・エイブラハムといった昨シーズンまでは無名だった若手がいきなり台頭しており、将来が非常に楽しみな状況ですね。「地球の3割をカバーする」と言われるカンテや、サッリ監督と離れて創造性の増したジョルジーニョも好調で、中盤も高クオリティだと言えるでしょう。

逆に、守備の固さには難があり、今期プレミアリーグでは27試合37失点と、プレミア中位クラスの失点数です。とくにセンターバックはダビド・ルイスがアーセナルに去り、リュディガーは怪我がちで、クリステンセンやズマはポカが多く、若手のフィカヨ・トモリもまだ経験不足と人材難です。左サイドバックに至っては、適任者が居らずにアスピリクエタが右から回っています

対するバイエルンは、シーズン前半こそ迷走しましたが、コバチ監督解任&ハンジ・フリック就任以降、持ち直してきています。相変わらずレヴァンドフスキ(今期UCL&ブンデスで28試合35得点3アシスト)という最終兵器の威力は圧倒的ですし、ロッペン&リベリが抜けた穴もニャブリが埋めています。あと、ミュラーが年明け以降好調に見えるんですよね。

ただ、バイエルンも守備面に難を抱えていますね。とくにセンターバックに負傷者が多くて頭数が揃いません。ダビド・アラバを左サイドバックからコンバートして使っているという惨状です。

どちらのチームも現在、「相手を圧倒してねじ伏せる」ような強さはありませんので、いい勝負になるかと思います。ただ、カメ吉の直感ですけど、やはりチャンピオンズリーグとなるとバイエルンに分があるように感じますね。経験値に大きな差がありますし、攻撃陣の安定度も破壊力もバイエルンの方が上だと思います。

ということで(どういうことだ)、本記事ではチェルシーが勝ち上がるケースを妄想予想していきます。

チェルシーが勝ち上がるには・・・

まず、相対的に弱いチームがトーナメントラウンドで下克上するためのツールとして、「PK戦決着に持ち込む」という秘奥義があります。しかし、本組み合わせにおいては使えません。ゴールキーパーに差があり過ぎるからです。

非公式情報ですが「プレミア最低のセーブ率」と言われてケパがスタメン落ちして、現在チェルシーのゴールマウスに座るのはカバジェロです。対するバイエルンのキーパーはゴールキーパー業界で世界五指に入るであろうノイアーです。「金曜日ポカしたじゃん(下動画1:40~参照)!衰えてるよノイアーは!」なんて声もありますけど、なんだかんだ世界トップクラスなのは変わらないです。PK戦は分が悪すぎると思います。

それに、PK戦止む無しでロースコア決戦に持ち込もうとしても、レヴァンドフスキというマジモンの怪物がいる以上、現実味がありません。守備的な試合をしても、2試合180分間に渡ってレヴァンドフスキに放り込まれ続ければ、どんなチームであれ2~4点は取られてしまうでしょう。

ということで、チェルシーが勝ち上がるためには打ち合いに持ち込むしかありません。その上で、2戦合計4点程度取られると考えると、1戦目ホームを4-2で勝利、2戦目アウェイを1-2で落とすも、合計スコアでラウンド8進出、ってな線を目指すのが良いでしょう。(ランパードは攻撃サッカーを志向しているようですし、この方向性自体は割と当たるかも!?)

1戦目4-2で勝利する妄想

以下、チェルシー1戦目4-2で勝った妄想を語ります。この通りになることを願ってはいますが、当然ながらフィクションです。

<前半05分>ゴール前でなんかポロっとこぼれたボールをエイブラハムが蹴り込んでチェルシー先制。1-0

<前半11分>マウントがなんかクネクネしながらドリブル突破して追加点。2-0

<前半20分>ウィリアンがなんかいつもの感じで曲げるロングシュート決める。3-0

<前半終了>3-0で折り返し

<後半10分>勢いが落ちてきて集中力が切れた頃、当然のようにミュラーがスルーパスに反応して抜け出して1点返す。3-1

<後半25分>なんでもないクロスを、レヴァンドフスキが当然のようになんでもなくボレーで沈める。3-2

<後半30分>バイエルンが勢いづくが、カバジェロがなんか確変して2回くらい決定機を止める

<後半43分>交代で入ったジルーが、なんかベテランの意地的な一発を決める。4-2でチェルシー勝利!(てなことを書いてたら、22日のトッテナム戦で一発決めてしまったので微妙かも…)

こんな流れになればチェルシーにも勝ち目あるのではないか!と思います。

まとめ(&冷静な予想)

今回はチェルシーが爆勝するという妄想を垂れ流してみました。きっと当たるハズです。ブルーズの皆さん、私を信じてください。信ずるものは救われます。

などと言いつつ、冷静に予測すると「何だか1-3くらいで負けるのではないか」って感も実はあります。1点先制するも、追い付かれて「アウェイゴールがやべぇ!」って焦って前掛かりになり、それが裏目に出て失点を重ねて…、ってなことも起きそうですね。

どちらにせよ、水曜朝が楽しみです!早起きor超夜更かしして、試合に注目しましょう!