2020年8月UCL再開 R16残り4試合の予想
新型コロナによって、3月に中断された19-20シーズンのUEFAチャンピオンズリーグ(&ヨーロッパリーグ)がいよいよ再開されます。
※日本時間の8月8日土曜の早朝からUCL再開キックオフ
本記事では先に再開後のスケジュール感を大まかに説明した後でまじめに勝ち上がり予想をします!
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2020夏のUEFAチャンピオンズリーグ開催予定
トーナメント方式や開催地について
3月の中断段階でUCLはラウンド16の2ndレグの途中まで進んでいました。そのため、以下のようにトーナメント方式が変更になりました。
●ラウンド16-2ndレグの残り試合
⇒予定されていたカードを実施する(開催地も予定通り)
●準々決勝、準決勝、決勝
⇒ホーム&アウェイ方式ではなく、中立地での1発勝負に変更
⇒スタジアムはリスボンの2スタジアムを使用
感染防止の一環で、国外移動を最低限にするために、準々決勝以降はリスボン集中開催方式が選ばれました。
蛇足ですが、ELの方はドイツ北西部集中開催となっています。レバークーゼンが残っており、地元で有利な感があります。
試合ルールや登録ルールの変更
再開後の各国リーグで導入された5人交代ルールはUCLでも導入されます。これはラウンド16の残り試合にも適用されます。
また、6月末の契約期限切れなどでクラブを去った選手がいるため、補充の追加登録が可能となっています。
ただし、2月上旬時点でクラブに登録されていた選手でなければ追加登録はできません。「ここ最近契約に合意したから、8月中に移籍するんだ!」みたいな選手は追加登録不可です。
なので、2月中下旬に加入したバルセロナのブライスワイトは、たぶん出場できないと思われます。
あと、90分で勝負がつかなければ、延長30分→PKという流れは変わりません。
開催スケジュール
※以下のキックオフ日時は全て日本時間です
ラウンド16の残り試合
左側チームがホームチームです。数字は1stレグの得点。
<8/8(土) 4時>
●ユベントス 0-1 リヨン
●マンチェスター・シティ 2-1 レアル・マドリード
<8/9(日) 4時>
●バイエルン 3-0 チェルシー
●バルセロナ 1-1 ナポリ
準々決勝以降のスケジュール概略
細かく書くと長いのでスケジュール感だけザっと書いておきますね!
●準々決勝:8/13(木)~8/16(日) 1日1試合ずつ開催
●準決勝:8/19(水) 時間未定
●決勝:8/24(月) 4時
決勝は日本時間で月曜の早朝4時となります。例年のことながら月曜朝はツライ! 逆に、お盆と重なる準々決勝は存分に視聴できそうですね!
R16 残り試合予想
総論を簡単に言っておくと、4試合とも順当な結果になりそうな組み合わせです。
何か起きるとしたらユーベ‐リヨン、バルサ‐ナポリの2カードかと思います。
ユベントス対リヨン
前評判は圧倒的にユベントス優位でしたが、1stレグはリヨンがホームで1-0勝利。ユベントスは2点以上取って勝たないといけません。(orPK戦で勝利)
リヨンは試合勘の面で不安が大きいです。所属するリーグアン(フランス)が「途中中止」を決断したため、リヨンは5ヶ月間公式戦を戦っていません。
対するはユベントスは、7月下旬までリーグ戦がありました。試合勘も残りつつ、一息つけた丁度良いスケジュールではないかと思います。
ただ、ユベントスはセリエAで後半息切れして、カリアリやウディネーゼに黒星を喫ています。相変わらず良い意味での「崩しのパターン」みたいなものは構築できておらず、「人頼み」な印象があります。
常識的に考えればユベントス勝ち上がりかもしれませんが、ユベントスの攻撃がハズレて時間だけが経過するという可能性もあるため、敢えて穴狙いで0-0スコアレスでリヨンが勝ち上がると予想します。
マンチェスター・シティ対レアル・マドリード
シティにとってはアウェイで2-1勝利し、ホーム戦を迎えるという絶好の状況です。
最大の天敵「FFP」も上手く乗り切って意気揚々といったところ。
ちなみにシティのFFP問題については以下の記事でまとめています。
↓画像クリックで該当記事にジャンプ!

対するレアルはセルヒオ・ラモスが1stレグで退場し、次は出場停止。ここ一番に強い寝技師不在という最悪の状況です。
なので、シティが3,4点取って軽く終わると予想します。なんだったら前半30分くらいでスターリングあたりがポンポンと2,3点入れてしまい、勝負がついてしまう可能性もあります。
シティがズッコケるとしたら、後方選手のミスから失点するパターンでしょうか。最近だと、7月上旬のサウサンプトン戦なんかがその典型例かもしれません。
(↓参考動画、見直すとシュートが上手かった説も…)
バイエルン対チェルシー
アウェイで3-0勝利し、ホームに帰還するバイエルンが圧倒的有利です。このカードは正直言って、議論の余地がありません。
チェルシーはただでさえ絶望的状況なのに、FAカップ決勝でアスピリクエタ、プリシッチ、ペドロが怪我。精神的支柱&崩しの切り札2枚が欠けるという踏んだり蹴ったりな状態です。
対するバイエルンはパヴァールが負傷している程度でその他はピンピンしています。6月末にリーグ戦を終えており、少し日程が開いている点が不安ではありますが、3失点以上で負けるとは到底思えないですね。
バイエルンが2-0くらいで順当勝ちすると予想します。
ついでの蛇足ニュースですが、クローゼがバイエルンのコーチになりました。好きなストライカーだったので、指導者としても大成して欲しいですね。
バルセロナ対ナポリ
1試合目はナポリホームで1-1引分。イーブンでカンプノウの2戦目迎えるバルセロナが有利です。ただ、この4試合の中で、意外な逆転が最も起きそうなのがこのカードだとも思います。
今期バルセロナは「アレ?」っていう敗戦がいくつかあるので、ナポリにもチャンスはあるでしょう。セティエン監督が窓際一直線な感じで、空気悪いですしね…。
ただ、さりとてナポリが好調かというと、こちらも「イマイチ、ピリッとしない」という状況です。ガットゥーゾ監督も不満からか怒りまくっています。(いつもの話か?)
さらに最終節のラツィオ戦、3-1で勝利したもののキャプテンで攻撃の主軸であるインシーニェが負傷。暗雲立ち込める感はあります。
試合自体はイマイチ感漂う両チームが、ともに決め手を欠いた状況になり、セットプレーで得た1点を守ってナポリが「なんか勝っちゃった」となる大胆予想にしておきます。
その場合、セティエン監督はクビになるでしょうね…。
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