ラグビーワールドカップはほんとに1銭も貰えないのか

ラグビー日本代表が予選リーグを突破してベスト8に上りました!めっちゃ嬉しいですね。ここんとこ、サッカー・ラグビー両方の代表選が連発していて、しかも成績も良いため幸福感がパナいです。

さて、今回は話題沸騰中のラグビーワールドカップへの便乗記事として、賞金について調べてみました!

マジで賞金は0円みたい

「ラグビーワールドカップ+賞金」なんかでググると記事はわんさか出てきます。そこで驚愕の事実を知ったんですが、ラグビーワールドカップって賞金ゼロなんですね。

「出場することと、そこで世界一を勝ち取ることが名誉」という価値観を重視しており、賞金はゼロとなっているようです。(公式情報は見つけられませんでしたが、各国ユニオンに対する分配金もゼロの模様)

この原因はラグビー界に根強く残る『アマチュアリズム』のようですね。極論しちゃえば「スポーツ選手はカネを貰うべきでない」という考え方が残っているってことです。

実際、1985年のラグビーワールドカップ新設に向けた会議では、アイルランドとスコットランドが「アマチュアリズムにとって脅威となる」という理由でワールドカップの新設に反対しています。

そんな状況ですから、大会をスタートするにあたって各国の折り合いをみつけるために、「アマチュアリズム大事にしてるよ!その証拠に賞金はゼロだよ!」って体裁にしたんじゃなかろうかと私は思いますね。

ちなみに、第1回のラグビーワールドカップは1987年に開催されています。ニュージーランド・オーストラリアの共催でした。サッカーワールドカップと夏冬オリンピックと被らないように奇数年度が選ばれたそうです。

経費は運営側が負担する

アマチュアリズムは美しい精神です。しかし、資本主義の毒に侵された私は思ったんですね「いくらなんでも経費は運営側では?」って。

で、調査してみた結果、組織委員会がキャンプ地の自治体向けに発行した資料に答えをみつけました。以下のような経費は組織委員会が支払うそうです。

◆ チームの宿泊費と食費
◆ チームの大会公式活動に要する移動費
◆ チームリエゾンオフィサー(チームの世話係)に要する費用
◆ チーム通訳(組織委員会が必要と判断した場合のみ)に要する費用
◆ チーム専属で配置する警備員に要する費用
◆ チームの練習用具やランドリーサービス(洗濯)に要する費用
◆ 練習グラウンドについて、ゴールポストカバー4本及びフラッグポスト 14 本を手配するために要する費用
◆ 目隠し用バナーの手配に要する費用
◆ その他、組織委員会が必要と判断したサービス等の提供に要する費用

参考・出典:ラグビーワールドカップ2019TM 公認チームキャンプ地ガイドラインの第7章「費用分担」

宿泊費、食費、移動費あたりは馬鹿にならない金額だと思いますので、やはり組織委員会側負担なんですね。この辺りのお金を支払ってくれないと、「勝てば勝つだけ費用が増える」って事態になりますから、当然と言えば当然でしょう。

また、世話係や通訳や警備員も当然必要でしょうから、これらの金額も必要経費と言えるでしょう。(ラグビー選手より強靭な警備員なんてそうそういないとも思いますがね……)

ランドリーサービスの費用が挙げられているのが面白いですね。激しく土汚れするスポーツですから、洗濯代は結構ネックなのかもしれません。漂白剤とか物凄い量を消費しそうですなぁ。

選手に報奨金はある

各国ユニオンに支払われる賞金や分配金は無いようですが、各国ユニオンから選手への報奨金はあります。自国の選手が頑張ったら、その国のユニオンが自腹でご褒美を出すワケです。

ちなみに日本は以下の3段階に分かれているようで、選手とスタッフの総勢80人くらいが支払い対象者の模様。

ベスト8進出1人あたり100万円
ベスト4進出1人あたり200万円
優勝1人あたり500万円

これでも以前よりは金額が上がったようですが、ここまでの盛り上がりを見るに「ちょっと少ないんでは」と思ってしまうのも正直なところですね。昨日(10/14)の試合でベスト8進出は決まったので、「とりあえず100万円ゲット確定!」っていう状況ですね。

また、他2国の報奨金情報もありましたので紹介しますね。

ニュージーランド準優勝で1人あたり2万8千ポンド(約380万円)
優勝で1人あたり11万9千ポンド(約1620万円)
イングランド優勝で1人あたり22万5千ポンド(約3070万円)

ニュージーランドの優勝と準優勝の報奨金の差がすごいですね。ユニオンから「優勝以外許さんからな!」っていうメッセージになっている感があって私は好きですね。

イングランドは単純に額が抜けています。ホントこの国はスポーツの商業化が上手いなぁと思います。

まとめ

賞金はゼロと言えど、さすがに必要経費は出るようです。

各国代表の事務方は支払い時に「リョーシューショをクダサイ。宛名はW杯ソシキイインカイでオネガイシマース」なんて言ってるんでしょうね。

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