2020春アニメ LIVEランキング(6/19版)
2020年春アニメを視聴しつつ、カメ吉の脳内ランキングをライブ的に更新していくページです!
※ランキングとレビュー内容は毎週金曜日の午後更新予定
以下は2020年6月19日時点の情報です。最新情報は各リンク先サイトにてご確認ください
全体ランキング表
今期、カメ吉が見ているアニメを一覧化して、脳内優先度順に並べています。各作品名クリックで個別雑感にジャンプします。
ランキング更新日:2020年6月19日
R | 作品名(視聴済の話数) | 一言コメント |
1 | 乙女ゲームの破滅フラグしかない悪役令嬢に転生してしまった…(~11話) ↑ | angelaの 有効活用 |
2 | かくしごと(~12話) → | 綺麗にまとめた |
3 | 波よ聞いてくれ(~11話) ↑ | 久々のテンポ◎ |
4 | かぐや様は告らせたい(~10話) ↓ | 前フリ回? |
5 | とある科学の超電磁砲T(~15話) → | ※延期中 |
6 | グレイプニル(~11話) → | やっとボス登場 |
7 | 天晴爛漫!(~3話) → | ※延期中 |
8 | 富豪刑事 balance:unlimited(~2話) → | ※延期中 |
9 | 社長、バトルの時間です!(~2話) → | 2話でGiveUp |
今期の全体印象
例年通り、楽しみの多い春期です。「毎週見たい」と思える作品が多くていいですね!
ただ、昨今の社会情勢から、俺ガイル3期やSAO3期2部(WOU後編)が延期されました。アニメもゲームも、「不要不急だ!」と言われれば100%その通りなので致し方ありませんが、残念ではありますね。
6月19日総観
1クール作品の最終回が放映される時期となりました。
はめふら、と波よ聞いてくれは、5月下旬は少々沈滞気味だったのですが、最終話が近づいてグッと面白くなりました。かくしごとは最終話でなかなか綺麗にまとまりましたね。
逆に放送開始が遅めであったかぐや様が、ラストに向けた前フリに入ったからか、いつもの勢いは無かった感じでした。
作品個別の感想など
※ネタバレが微量アリ
気になる方は、作品本編をチェックしてから再度アクセスしてくださいネ!
乙女ゲームの破滅フラグしかない悪役令嬢に転生してしまった…
11話まで見ました。1話レビュー&作品紹介はコチラ
黒幕だった生徒会長のシリウス・ディークによってカタリナは意識不明の昏睡状態に陥りました。そこからカタリナが復活してマリアを救助し、再度シリウス・ディークと向かい合ったところで「最終回に続く!」という話でした。
この11話は思わぬ展開に涙が出ました。視聴した方には言わずもがなですが、カタリナが精神世界であっちゃんとの会話を通じ、記憶を取り戻して脱出するシーンが抜群に素晴らしかった。
本アニメで、正統派の「精神世界における、記憶中の人物との対話シーン」が見られるとは1ミリも予想していなかったので、驚きも大きかったですね。
さてこのシーン、OPを担当しているangelaの新曲『君の影、オレンジの空』が挿入歌として流れましたが、これが反則級でした。
『蒼穹のファフナー』シリーズで、「シリアスシーン+angelaソング」で幾度となく泣かされてきたのと同じような感覚で、一気に持って行かれて涙があふれてしまいました。
『蒼穹のファフナーEXODUS』の17話ラスト、カノン・メンフィスが消えるシーンと似ている感じでしたね。

angelaは本アニメや『アホガール』のOPのようにコミカルな曲も得意とされていますが、やはりこういったバラード曲・シリアス曲の方が本領発揮となるように思います。「11話のこのシーンでしっかりと泣ける構成にするために、OPでわざとコミカルな曲を担当させたのでは?」とすら感じました。
また、カタリナ役の内田真礼さんと、あっちゃん役の水瀬いのりさんの演技も際立っていました。とくに、カタリナがはめふらの世界に戻ることを決意し、精神世界が崩壊し始めて足場が崩れて落ちていってからは圧巻です。
あっちゃんに思いと感謝を伝えようと、震えと泣きが入りつつ必死に声を出すカタリナ。カタリナが消えた後に涙ぐみつつ「さようなら、ありがとう、私の大切な親友」と言うあっちゃん。
2人とも迫真の演技で、コメディ色の強いアニメだったことを、完全に忘れさせるようなパワーがありました。

さて、はめふらは次回が最終回のようです。Web予告では卒業式というワードがありましたので、前半パートでシリウスと決着をつけ、後半は卒業式&卒業舞踏会みたいな感じになるのではないかと予想します。
卒業した後どうするのだろうか、という点は気になりますね。ジオルドとの婚約を進めると2期とか作れ無さそうですし、どういう締め方をするのか注目したいです。
ちなみに、挿入歌の『君の影、オレンジの空』は、すでにダウンロード販売が開始されています。Amazon Music Unlimitedだと無料で聴けるようです! MP3販売もあります!
かくしごと
最終話の12話まで見ました。1話レビュー&作品紹介はコチラ
30分にこれでもかとばかりに展開を盛り込んでいたので、あらすじ的な説明は省略します。終わり方としてはなかなかキレイにまとまったのではないかと思いました。
最後は、記憶喪失となっていた可久士が姫の持ってきた原稿によって記憶を取り戻し、18歳になった姫を認識するという展開でした。ここでアシスタント陣と十丸院のセリフがそのまんま視聴者の総意だったと思います。
志治「先生が!?」
墨田「戻った!」
芥子「先生!」
筧「良かったぁ!」
十丸院「ベタですけど!」
確かに最終話はベタと言えばベタな展開でした。記憶喪失という展開もベタでしたし、それに対し、姫が自らの意思で記憶を取り戻させようと奔走し、最後に思い出させるという展開もベタでした。でも、キャラクター達に活力があって、皆やさしいイイ奴だからこそ、「順当にベタで良かった」って感じでしたね。

とくに姫達が原稿を取りに走っているところはそう感じました。純粋なキャラクターが、江の島・鎌倉エリアというこの上ない舞台を走るんだから、ノイズになる展開は要らないのだろうなと。
ただ、尺的な部分については、「あと1話あった方がよかったかもなぁ」と思わなくもないです。
可久士の記憶喪失が判明したタイミングで話を切り、「どうなる!?」という形で最終話に入るような流れもアリだったのでは…、とも感じますね。

さて、エンディングでは姫が可久士に秘密で漫画を描き始めている描写がありました。また、墨田羅砂が売れっ子作家になって、可久士のG-PROを継いでいたことも判明。豪華な事務所部屋に、旧アシスタント陣も全員雇用されているようです。
「姫も漫画家を志すのかな?」「ひょっとして、可久士に秘密にして、墨田のアシスタントになるのかな?」といった後日談の妄想が膨らむ畳み方でしたね。
愛せるキャラクター達が多かったので、スピンオフとか外伝とか、ちょっとしたこの後の話が見たいなぁと強く感じましたね。
追伸:かくしごとのアニラジがYoutubeで始まりました。
第一回のURLはこちら⇒https://www.youtube.com/watch?v=vndjs7SqvYk
※ちなみに、上記ラジオ25分10秒~、佐倉綾音さんが神谷浩史さんと10年前のイベントの話をされていますが、これは『夏目友人帳』と『蛍火の杜へ』の合同イベントの話だと思われます。たぶん⇒https://www.animatetimes.com/news/details.php?id=1309786559
波よ聞いてくれ
11話まで見ました。1話レビュー&作品紹介はコチラ
前半は10話のラジオドラマの続きを収録し、後半は今後どんな番組にしていこうかと周囲を巻き込みながら考える回でした。
今回はミナレにいつものキレが戻ってきました。このアニメはやはり、ミナレが活き活きと自由に喋っている感じが出ると面白いですね。
前半に登場した、茅代さん(CV大原さやか)の占いの先生、嫌気性生物も良かったです。

嫌気性「さぁ、持っているカルマを吐き出しなさい」
ミナレ「はーいはいはい(挙手)おばさん! カルマって何ですか?」
嫌気性「うるさいですね、そなたはさっきから! やらかしがちな事とかそういうアレですよ!」
「どういうアレだよ!」と視聴者がツッコミを入れるところまで目論見に入っている「適切に計算されたテキトーなセリフ」でした。
前話のような不可解なオカルトドラマではなく、転がし方をコント風に振っていたため、分かり易く笑える展開だったと思います。
その後も、収録語の反省会中の久連木さんとの絡みで、
久「いや愛はねぇけど」
ミ「さいですか!」
(中略)
ミ「知らなかった。私結構愛されていたんですね」
久「いや、愛じゃないから」
ミ「さいですか!」
の天丼とか、瑞穂がストレスを溜めると包丁を磨く癖があり、「このままでは包丁が備前長船を超えてしまう」といったミナレらしいワードが盛り込まれていたので、11話は非常に満足できました。
次回が最終回で、サブタイトルは「あなたに届けたい」。今まで1~11話は全てネガティブな感じの表現だったのに、最終回だけポジティブなサブタイトルです。これまたベタですが、いいですね。
かぐや様は告らせたい?
10話まで見ました。1話レビュー&作品紹介はコチラ
10話は『白銀圭は反抗期』『ソーラン節特訓』『体育祭スタート』の3本立てでした。
いつもながらクオリティは高く、とくに中編で藤原が白銀にソーラン節を教えるところが面白かった。1期のバレー回も、2期5話の校歌回もそうでしたが、藤原が白銀に何かを教えるシーンは勢いがあっていいですね。
「会長のは踊りじゃありません! 太鼓の音に合わせて、もがき苦しむ人です! こっちはエクソシスト気分でしたよ!」という比喩は、まさにその通りといった描写もあって笑いました。

バレー回・校歌回と違ったのは、途中で藤原が教えるのを投げだした点ですね。講師役がかぐやに交代するという展開。ただ、そこに藤原がもう1度現れて、指導方針の違いから弟子の取り合いになり…、とオチに変化が入ったのも新鮮味がありました。
あと、コメディ展開に埋もれてしまっていましたが、藤原の“表現"へのこだわりが垣間見られたは地味に嬉しかったです。好感度がさらにUPしました。「愛の無い表現は、結局皆を不幸にするの!」というセリフは、「このコメディな流れに、よくぞこんな名台詞っぽい表現をブッ込むものだ」と感服。
後半は次回へ繋げるための前フリといったところでしょうか。かぐやと白銀パパの関係がどうなるのか気になりますが、石上の過去がこの後のメインっぽいですね。
最後のシーンに映っていた金髪ポニテの女性が、石上停学事件のカギを握る人なのでしょうね。

とある科学の超電磁砲T
15話まで見ました。1話レビュー&作品紹介はコチラ
※本作はコロナウイルス問題の影響で16話以降はオンエア延期中
次回16話の放送は7月24日予定です。
グレイプニル
11話まで見ました。1話レビュー&作品紹介はコチラ
このコイン争奪戦が始まった真相が公開される話でした。
山田塾という修一や江麗奈の通っていた塾が物語のキーのようですね。そこの塾生であった、ほのか(CV白石晴香)という女の子が宇宙人と親しくなったことがコイン争奪戦の契機となったことが明らかになりました。
加えて、これまた元塾生の海斗(CV内山昂輝)というキャラが出て来て、墜落した宇宙船の現場にいることも分かりました。ジョジョのスタンドみたいな能力で、大剣を持った女性を具現化して戦っていました。彼のセリフからこのスタンドが上述したほのかの模様。
ちなみに、内山昂輝さんは『かくしごと』最終話にて、『姫の従兄』という重要キャラを演じていました。この従兄は最終話が初登場です。内山さんは、今期は「最終話近辺で初登場する重要キャラを担当する」って呪いにかかっているみたいですね。

さて、おそらくこの海斗が既にコインを100枚集めたキャラなんでしょう。で、100枚集める過程において事故でも起きたのか、ほのかは既に死んでいる。江麗奈達はそれを怒ったか、何らかの間違いを正そうと海斗を追っているという状況だと予想されます。
とすると、江麗奈の修一に対する思惑も予想がつきます。江麗奈は修一を巻き込みたくなかったが、同じ塾のメンバーで、海斗と面識がある以上、最低限の自衛能力は必要だと考えた。そのため、宇宙人の薬を飲ませて修一に能力を与えつつ、修一の記憶を消した。と言ったところでしょうか。
しかし、そんな思いとは裏腹に、修一は覚悟を決めてしまいました。10話で殲滅したグループの生き残りに修一は追いかけられましたが、自らの意思で立ち向かって銃を撃ちました。
「やっぱり悲壮な決意をする花江夏樹キャラはいいねぇ!」とは感じるのですが、問題は尺です。あと1話か2話しかないと思いますが、どう頑張っても中途半端にしかならないように思います。
「紅愛の水着姿が良かったです。他には…、ええと…」という感想のアニメになりそうな予感がします。
天晴爛漫!
※本作はコロナウイルス問題の影響で4話以降はオンエア延期中
7月3日の放送再開が決定しました
富豪刑事 balance:unlimited
※本作はコロナウイルス問題の影響で、3話以降の放送延期が決まりました。
7月16日からノイタミナ枠で再開
社長、バトルの時間です!
2話でギブアップしました。申し訳ねぇ!
※本記事は2020年6月19日時点の情報に基づいて作成しております。最新情報はリンク先の各サイトにてご確認ください
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