リネカーの草サッカー保護者に向けた提言が面白い
Jリーグ黎明期の名古屋グランパスに所属していた元イングランド代表のゲイリー・リネカーが、サッカー少年の親に向かって投げた言葉が記事名の内容です。「その通り!」って感じたので、紹介したいと思います。
元記事はコレ→「黙って子どもたちにプレーさせろ」 元名古屋FWリネカー、草サッカーの保護者に苦言
※めっちゃ雑に要約すると、「親が横からあーだこーだ口出しすると、子供が楽しくプレーできないから黙ってろ!」と言うことです。
リネカー、お前芸人になったんか……
私がリネカーの名前を久々に耳にしたのは3年前のレスターがプレミアリーグで優勝した後です。
リネカーは「レスターが優勝したら、番組にパンイチで出てやんよ(意訳)」という皮肉をシーズンインの頃(年末だったかもしれない)にツイートしたのですが、2015~16シーズンにレスターがマジで優勝してしまったので、パンイチ登場を実行せざるを得なくなったのです。で、番組で実際に脱いだシーンが↓
「レスターが優勝したらパンツ一丁になる」
と宣言していたリネカーが、公約を果たしています。
それほど過激ではないパンツに安心しました。
現役時代と比べてもそれほど遜色のない体ですね。https://t.co/kacxgAF6xl pic.twitter.com/FCmk3WIsYv— Leicester City Japan (@Leicester_CityJ) August 14, 2016
「オッサン、エエ体しとるやないか」と思いましたね。ていうかBBC、イギリス国営放送の番組で脱ぐってのがまたすごい。
日本で言えば、「NHKのサンデースポーツに出演した松木安太郎が脱いだ」みたいなとこでしょうか。そもそも松木氏がサンデースポーツに呼ばれているのを見たことはないが……。NHKもこういうトコ真似したら、もっと受信料払う人増えるかもね。
「1ヶ月で辞めた、エレクトーン」※卒業式風に
打って変わって自分語りになりますが、私は結構色々と習い事をやってきた(やらされた)人間です。
「あんた下手糞やな」と先生に言われて初日で辞めた習字。上手く弾けないことに苛立って1ヶ月でキレたエレクトーン。先生が怖くてお漏らしして3ヶ月で辞めた少林寺拳法。スモーカー爺ちゃんに教えられていた囲碁。全部身に付きませんでした。
一番長続きしたのは小3の頃に始めた学習塾で、これは小中6年間くらい続きました。実際、塾が一番楽しかったという皮肉な結果でしたね。
で、何が言いたいかっていうと、早期に飽きてしまったり、「やりたくねぇ」って思っちゃったのって、「親が直接見ている習い事」だったんですよね。
逆に、学習塾の教室に親は入ってこないので(最近はどうなんですかね?)、ベラベラとお喋りな自分を出して、「うるせえぞカメ吉」と言われてテヘペロしているような感じでした。
親が見ていると、「イイカッコを見せたい」って気持ちもあるし、帰宅後にあーだこーだ言われるのが苦痛でもありましたし、そういう雑念が楽しむ余裕をなくしちゃうんじゃなかろうかって思いますね。
サラッと「ひでぇ真理」を言うリネカー
しかしこの記事で私が一番笑ったのは以下の部分。
「私はピッチの上を歩き回る親たちを見てきた。そして、その中の1人は子供の首根っこを掴み、『そんなふうにプレーしていたら、一生成功しない』と叫んでいたんだ。私は、『おいおい、彼はいずれにせよ、成功しないさ。だから落ち着いて、彼にサッカーを楽しませてやれ』と思ったよ」
「いずれにせよ成功しない」って言うところが非常にシニカルで良いですね。
こういうセリフが言える悪いオッサンになりたいと思ったカメ吉でした。
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