『乙女ゲームの破滅フラグしかない悪役令嬢に転生してしまった…』の1話を見た感想

2020年4月27日

2020年春期の新アニメ『乙女ゲームの破滅フラグしかない悪役令嬢に転生してしまった…』の1話を見た感想レビューです。

タイトルが長いので、本記事では略称『はめふら』を使わせてもらいますね。

以下は2020年4月15日時点の情報です。最新情報は各リンク先サイトにてご確認ください

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『はめふら』ってどんな作品?

原作

原作は、山口悟さんによる同名小説です。2014年7月~2015年3月に「小説家になろう」サイトに投稿され、現在は一迅社から文庫版が刊行中。既刊は8巻で、4月20日に9巻が発売予定です。

漫画版(作画:ひだかなみ)も進行中で、「コミックZERO-SUM」に連載されています。コミックスの既刊は4巻ですね。

※原作ノベル、漫画版、アンソロジーなどを合わせてチェックできる「無料試し読み大増量版」がKindleで読めます!

ジャンル

「はめふら」のジャンルは近年注目度の上がっている、悪役令嬢モノです。「一体どういうジャンルなの?」という方もいると思うので、簡単に説明します。

悪役令嬢モノとは、乙女ゲームや童話に出てくる悪役の女性キャラ視点の物語です。

万人に分かるケースでたとえると、「シンデレラをいじめる、シンデレラの義理姉が主人公の物語」といったところでしょうか

これに異世界転生の流行が混ざり込んで、「あきらかに正ヒロインじゃなくて、その当て馬となる悪役ポジの女性に転生してしまった!」というのが「はめふら」です。

主人公の紹介とあらすじ

主人公はカタリナ・クラエス(CV内田真礼)という公爵家の娘です。

彼女はアニメ1話冒頭では傲岸不遜な8歳の女の子なのですが、転んで頭を打ったことを契機に転生前の記憶、現代女子高生だった記憶を思い出します。

そして、その記憶から「ここは自分がプレイしていた乙女ゲーム『FORTUNE LOVER』の世界で、正ヒロインの敵となる悪役令嬢に自分は転生してしまった」と気付き、破滅エンドを回避しようと行動を始めるのです。

破滅エンドとは

破滅エンドとはどういう意味かと言うと、ゲーム中でどのルートを通っても基本的にカタリナは不幸になるということです。具体的には以下の通り。

・正ヒロインと攻略対象の男性キャラが結ばれるハッピーエンド
⇒カタリナは国外追放

・正ヒロインと男性キャラが破局するバッドエンド
⇒カタリナは死亡

正ヒロインがハッピーエンドだろうがバッドエンドだろうが、カタリナは等しく破滅エンドです。これはマズイ! ということで破滅回避に向けて奔走する作品です。

記憶を取り戻して焦るカタリナ © 山口悟・一迅社/はめふら製作委員会

男性にもオススメできる面白さ

正直なところ、1話を見る前は「女性向けの乙女ゲーに転生する話でしょ。乙女ゲーは苦手だし、たぶん1話切りだろうなぁ」なんて思っていました。

でも見終わった感想は「やばい。面白い。2話を早く見せてくれ」って感じです。良い意味で裏切られました。男性にもオススメできる面白い作品です。

異世界アニメとしては斬新

本作は、広い意味では「現代知識を異世界で使ってチート無双する話」に含まれるかと思います。

ただ、男性向けの異世界作品と違って、「魔王討伐」とか「人類存亡」とか「見下した奴らへの復讐」みたいな要素は皆無で、「こんどこそ寿命を全うしてみせる!」という目標を掲げたのは斬新でいいですね。

そんな目標ですから、敵というような敵もおらず、逆にどうやって人間関係の破綻を招かないようにするかと四苦八苦するような雰囲気です。

好感度のめっちゃ高いカタリナ

悪役令嬢モノとは言いますが、本アニメでカタリナが悪役だったのは開始5分だけです。

記憶を取り戻してからは、「破滅を回避せねば!」と脳内会議を繰り広げ、畑仕事を始めるわ、国外追放に備えて剣や魔法をトレーニングし始めるわと、コミカル&エネルギッシュに行動を始めました。

コミカルな脳内会議シーン © 山口悟・一迅社/はめふら製作委員会

活発で、ある種"男らしい"キャラなので、内田真礼さんの絶叫ボイスが非常にマッチしているのも良いですね。

また、基本的には破滅回避思考なのですが、ここぞという場面では自分の感情に正直に行動を起こせるタイプなのも魅力的でした。1話の後半はそんな彼女の良さが顕著に描かれた場面ですから、ぜひ視聴して確認して欲しいですね。

不安なのは学園入学後か

本編は学園入学後か

カタリナの前世の記憶によると、『FORTUNE LOVER』 は学園恋愛系の乙女ゲームでした。

カタリナと正ヒロインのマリア・キャンベル(CV早見沙織)、そして攻略対象となる男性4人が同じ学園の生徒として登場していた模様です。ちなみに、その男性4人は以下の通りです。

ジオルド・スティアート(王国の第3王子/CV蒼井翔太
アラン・スティアート(同第4王子/CV鈴木達央
キース・クラエス(カタリナの義弟/CV柿原徹也
ニコル・アスカルト(宰相の息子/CV松岡禎丞

アニメ1話はこの学園での本編の前段となる子供時代の話と推測されます。

そのため今のところは、純朴な子供達がほのぼのとした雰囲気を醸し出してくれていますが、今後どこまで少女漫画的な要素が入って来るのかは不安点です。

ひょっとすると「〇話以降はなんか恋愛観と雰囲気が苦手…」となるかもしれません。

評価まとめ!

映像の美しさ★★★まずまず
音楽★★★★OPソング担当が驚きのangela
曲名は「乙女のルートはひとつじゃない
ストーリー展開★★★★斬新さもテンポも良い
今後の少女漫画的な恋愛色の濃淡によって、
好き嫌い自体は分かれそうな予感
キャラクター★★★カタリナは良い子で面白い子
オススメする?オススメ!文句無しオススメ

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今後の恋愛展開によっては評価が変わる可能性もありますが、現状は非常に面白くて、翌週が待ち遠しい作品です。

「悪役令嬢ジャンルに精通していて、悪役令嬢ジャンルにはうるさいぞ!」という方以外には、概ねオススメできる良作だと思いますので、一度ご覧になってください!

※本記事は2020年4月15日時点の情報に基づいて作成しております。最新情報はリンク先の各サイトにてご確認ください

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