『天晴爛漫!』の1&2話を見た感想

2020年4月27日

2020年春期アニメ『天晴爛漫!』の1,2話を見た感想レビューです。(ちなみに読み方は「あっぱれらんまん」です)

以下は2020年4月18日時点の情報です。最新情報は各リンク先サイトにてご確認ください

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『天晴爛漫!』ってどんな作品?

原作

本作は、P.A.WORKSのオリジナルアニメです。

ジャンル・作風

ジャンルは、コメディ色の強いスチームパンク+レースモノでしょうか。舞台は19世紀末のアメリカで、自動車によるアメリカ大陸横断レースのお話です。

キャラクターはかなり色物ですし、自動車のグラフィックもコミカルな感じなので、リアルなレースをする作品ではありませんね。ノリと雰囲気重視のアニメです。

コメディ&何でもアリな大陸横断レースということで、30年前の映画「キャノンボール」とシチュエーションは似ているかもしれません。

「キャノンボール」はU-NEXTの見放題作品です。興味のある方は以下からどうぞ!(当時25,6歳のジャッキー・チェンがなぜか日本人ドライバー役で出ています)

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主人公の紹介と1話あらすじ

主人公は空乃天晴(そらの・あっぱれ/CV花江夏樹)という19歳の青年です。頭脳明晰の天才研究者で、実験と開発だけが生き甲斐みたいなキャラですね。「理科学的な知的好奇心が人並外れているけれど、他人とか社会のことはどうでもいい」という、分かり易い研究没頭タイプと言えます。

もう1人、天晴のメチャクチャな行動に巻き込まれる常識人の準主人公が、一色小雨(いっしき・こさめ/CV山下誠一郎)です。剣道道場の師範で、天晴と面識があったことからお目付け役を任されてしまって巻き込まれていきます。

1話は天晴が投獄された状態からスタートです。お役人さんの家に、蒸気機関の車かなにかで突っ込んで庭を破損させた罪のようでした。

天晴は持っていたネジドライバーのようなもので鍵を開けて脱獄。それを小雨や役人たちが追いかけるのですが、天晴は以前から開発をしていた小型蒸気船に乗って、さらに逃走を図ります。

出航の際、小雨だけ船に飛び乗りましたが、引き戻させようとして天晴と揉み合になってしまいます。その結果、不用意に緊急加速装置のレバーがONになって沖に出てしまい、海上遭難状態に陥りました。

左が空乃天晴、右が一色小雨 ©2020 KADOKAWA/P.A.WORKS/天晴製作委員会

そのまま8日間ほど沖を漂い、2人が死を覚悟したあたりでアメリカの蒸気船に助けられ、ロサンゼルスに着いた。というところで1話は終わりでした。ジョン万次郎コースですね。

トリビア話ですが、このアメリカ蒸気船に掲げられていた星条旗(アメリカ国旗)の星の数は45個でした。ご存知の通り星条旗の星の数は、アメリカの州の数を表しています。現在は50個で、45個だったのは1896年~1908年ですね。公式ページの言う「19世紀末」という設定は確かなようです。

今期で一番好き嫌いが分かれそうなアニメ

良くも悪くも特徴的な作品なので、好き嫌いは分かれそうです。

好き嫌いの大元は主人公の天晴

好き嫌いが分かれる原因の最たるものは主人公である天晴の顔と性格ですね。

まず、PVを見た人の100人中97人くらいが違和感を持つと思われるのが、天晴の口元の化粧です。歌舞伎の隈取り(くまどり)っぽい赤色の化粧を口元に施しています。

©2020 KADOKAWA/P.A.WORKS/天晴製作委員会

斬新ではありますが、なんだかケチャップでも付いているようで違和感・異物感があるんですよね。見ていて気が散る感じです。

次に、天晴の性格面。彼は良く言えば「俗世間の常識とか慣例にとらわれない人」ですが、悪く言うと「自己中で聞く耳を持たず、他者を尊重しない人」とも言えます。とくに1話は後者が強く出ている印象で、見ていて気持ちのいいものではなかったですね。

ただ、2話では天晴の自由な生き方に感化されるキャラが出てきたので、印象が変わりました。奇抜で奔放な性格が、悩める人を救うパターンに入るとあまり気にならないかもしれません。性格面はもう少し見守りたい感じですね。

ストーリーのテンポは良い

1話は日本スタートだったので、「2~3話かけて渡米かなぁ」などと思いながら見ていたのですが、上述した通りアメリカ到着まで1話で描き切ってしまいました。

2話では大陸横断レースの存在を知って、自動車レース場に忍び込み、景夏蓮(じん・しゃーれん/CV雨宮天)と出会って彼女の悩みに指針を与えて…と、ストーリーが展開していくスピードは速いです。コロコロとテンポ良く話が進みそうなのは良いですね。

ノリと雰囲気を受け入れられるかどうか

結局のところ、ノリと雰囲気のアニメなので、合わない人にはトコトン合わないと思います。

上記したように、天晴というキャラクターが異物すぎて、ある種の嫌悪感があるのは事実です。

また、展開が速いので、細かい粗探しはいくらでも可能です。「なぜ牢屋の中に、ハンマーとドライバーを持ち込めているんだ」とか「蒸気船が33ノット(およそ時速60km)も出せるわけない」と注文をつけ始めるとキリがありません。

ノリと雰囲気を受け入れて、軽ーい気持ちで楽しめる人だけが継続視聴者として残りそうな作品です。

ガン=カタに期待

完全に蛇足ですが、カメ吉はOP映像に一瞬映った「ガン=カタ」にも期待しています。横断レースのライバルであるディラン(CV/櫻井孝宏)とTJ(CV/杉田智和)のバトルシーンですね。

左がTJ、右がディラン ©2020 KADOKAWA/P.A.WORKS/天晴製作委員会

ガン=カタとは、拳銃アクションの描写技法の1つで、元ネタは映画「リベリオン」に登場する、「拳銃による近接格闘武術」です。同映画では、手や体の動きで相手の拳銃の射線を逸らしつつ、自分の拳銃を相手に叩き込むという架空の武術が存在しており、それに則って戦闘アクションがなされています。

このちなみに、リベリオンの主演は「バットマン・ビギンズ」や「ダークナイト」のバットマン役で有名なクリスチャン・ユベールです。

「リベリオン」もU-NEXTの見放題作品に含まれていますので、興味のある方はどうぞ!

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このリベリオンの「拳銃による近接格闘」というアクションのアイデアは、その圧倒的厨二度の高さからアニメや映画会に大きな影響を残しています。カメ吉の大好物でもあります。

日本アニメでは"おっぱいリロード"で有名?な「グレネーダー ほほえみの閃士」「緋弾のアリア」などで、ガン=カタ戦闘シーンが取り入れられていますね。「まどマギシリーズ」にも、影響を受けているようなアクションシーンがあります。

評価まとめ!

映像の美しさ★★★レースが本格的に始まってどうなるか
音楽★★あまり印象には…
ストーリー展開★★★テンポはGood
キャラクター★★★?今後の展開で大きく変動しそう
特徴的であるのは間違い無し
オススメする?保留合う人には合う
無理な人には無理

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天晴というキャラクターと、ノリ重視な作風を許容できるかどうかで好き嫌いが分かれそうです。「好きな人はトコトン好き、嫌いな人は1話でギブアップ」となるような気がします。

※残念ながら新型コロナウイルスの影響で、4話以降の放送は延期となりました。詳しくはこちら

※本記事は2020年4月18日時点の情報に基づいて作成しております。最新情報はリンク先の各サイトにてご確認ください

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